オープンガバナンス Open Governance
問題意識
ますます複雑化する社会の課題解決と価値創造に
市民と行政がともに手を携えてあたる新しい公共圏の幕開けです
市民は選挙を通じた政策決定プロセスへの間接的な参加がありましたが、
オープンガバナンスは社会の課題解決と価値創造の実行プロセスへの参加です
市民は自分ごととして社会の課題解決と価値創造に参画し自ら活動していきます
行政は社会のプラットフォームとしてこのような市民とデータと知識を共有していきます
同時に行政は公平かつ平等な行政サービス提供機能を受益者の市民とともにさらに磨きます
オープンガバナンスを実践するためには以下のスキルがあると望ましい
<スキル群1>
1.デザイン思考 立場を変えて人を知る共感の訓練
◦デザイン思考が世界を変える ティム・ブラウン
◦More Human: Designing a World Where People Come First – Steve Hilton
2.データ活用 社会の実相を知るデータ活用能力向上
◦データ分析と見える化による社会の実相の炙りだし
3.システム思考 合意形成のためのロジックの明確化と説得術交渉術
◦世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方
4.以上を総合して課題解決策を導く能力
<スキル群2>
5.デジタル活用能力
5.1.デジタル化とは何か
5.2.活用するためのヒント
6.ビジネス感覚能力
6.1.アイデア実現ビジネスモデルキャンバス
6.2.収入の道 コストの負担 行政 中間領域 市場
政策実践組織としては英国政府の Policy Labがあります
https://openpolicy.blog.gov.uk/category/policy-lab/
ポリシーラボでは、ポリシー策定を改善するための新しい方法を見つけることに常に関心を持っています。 私たちは、将来の公共政策は、よりオープンで、包括的で、証拠に基づいて、共感的であり、現在と将来の両方のニーズから情報を得るべきであると考えています。 また、実践的なプロジェクトを通じて長年にわたって開発してきた教訓やツールを共有することも重要だと考えています。-アンドレア・シオドモク(Policy Lab Head)